モアレとは

プリント出力時に、トーン(網点・万線とよばれる、点や線が規則的に並んだ模様)がなにかの原因により不規則な状態になってしまい、うまくプリント出力できない現象を「モアレ」といいます。

さまざまな原因がありますが、おもに作品データの作成時、またはプリント出力時に作品データが拡大・縮小され、網点ひとつひとつの輪郭が一定ではない状態でぼやけたり、きれいに連続した状態で印刷できないことから発生します。



上記の画像を見ると、1つ1つの点が同じ大きさではなくなっていることが分かります。
これを防ぐには、1ピクセルの大きさを変えずにプリント出力する方法があります(プリントサービスの場合、「プリント出力方法の設定」の[ピクセル等倍でプリント出力]がこれにあたります)。
セブン-イレブンのマルチコピー機は印刷解像度600DPIですので、[ピクセル等倍でプリント出力]を選択する場合は、同じ解像度600DPIの作品データを選択すると、拡大・縮小されず、さらにモアレを防止できます。

また、解像度が600DPIではない作品データの場合、解像度が600DPIを1/2・1/4にした300DPI・150DPIなどの作品データであれば、「プリント出力設定方法の設定」を[指定用紙に実寸サイズで印刷]で設定、作品データの解像度を入力指定するとモアレを防止できます。

解像度1200DPIの作品データについては、600DPIのマルチコピー機では1ピクセルの大きさを1/2の大きさで表現しようとするため、特にモノクロの作品データではモアレが発生する場合があります。